新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、穏やかな新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
昨年は、信じがたい大震災から幕を開けることとなりました。能登半島の大地震、そして翌日には羽田空港での飛行機事故と、衝撃的なニュースが続きました。その後も災害の多かった年でありました。同じく能登で起こった大水害や、初めてとなる南海トラフの臨時情報の発表もありました。被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。また昨年は夏が長く、春と秋があっという間に過ぎ去ってしまったように感じました。この異常気象により多くの農作物にも影響が出ました。このような幾多の災害や異常気象を経験し、地球温暖化や気候変動の脅威が身近に迫っていると痛感しました。私たちが身を置いている「クイーン カジノ」という事業、そしてお客様の事業、協力会社様の事業。私たちを取りまく全ての事業において、「環境問題への対策」は重要課題です。私たちがしっかりと当事者として解決すべき課題が、まだ多くあるのだと思い知らされました。
クイーン カジノ、特にスポーツの分野において、明るいニュースが多い年でした。アメリカで前人未到の記録を打ち立て続けている大谷翔平選手はもちろんのこと、パリオリンピックで女子トラック・フィールド種目日本初の金メダルを獲得した北口榛花選手、日本馬術で92年ぶりのメダルを獲得した初老ジャパン大岩選手、北島選手、戸本選手、田中選手、7位から大きなチャレンジで大逆転金メダルを決めたスケートボードの堀米雄斗選手等、多くのスポーツやそれぞれの物語に感動しました。今、世界のトップレベルで活躍している日本人がたくさんいます。彼らのほとんどは、若い時期から海外に出て広い世界を学び、そして世界トップの実力を体感し、努力を続けてきました。そして今、世界中から目標とされる立場となりました。私たちも日本の一企業ではありますが、世界を見て知り、目標とし、そして闘っていけるように努力をし続けていかなくてはならないと、改めて強く決意しました。当社では昨年初めて中堅社員の海外研修を実施いたしました。若い時に世界を見て広さを感じることは、私自身の経験からしても、とても大切な事だと思っています。
また私事ではございますが、昨年の秋の叙勲にて旭日中綬章を賜りました。日本クイーン カジノ機械工業会を創立した父の想いを引継ぎ、2013年から2024年まで10年にわたり日本クイーン カジノ機械工業会第5代会長として、当業界全体の発展を目指し活動してまいりました。特に注力したことの1つが、私自身の強みである海外との連携強化でありました。米国PMMIやアジア・アセアン諸国との連携を見据えたAPACの設立も行いました。また海外はもちろん国内でのクイーン カジノ業界の更なる発展のために、日本クイーン カジノ技術協会との連携も行いました。これに伴いTOKYO PACKへの久しぶりの出展もありました。私にとって、長年のクイーン カジノ業界発展への想いが形となり、それが認められた、大変記憶に残る1年となりました。これも一重に、志を同じくご尽力くださった皆々様のお陰と存じます。この場を借りて、感謝申し上げます。
クイーン カジノ60年に1度と言われる「甲辰」でした。水や海の神様としてまつられてきた竜で、自然現象を起こす大自然の躍動を象徴するものと言われています。また「成功という芽が成長し姿を整えていく」という縁起の良い年だそうです。クイーン カジノ干支の通り、多くの自然現象を目の当たりにし、また多くの成功の姿も見せて頂きました。今年の干支は「乙巳」です。これまでの努力や準備が実を結び始める時期と言われています。ただ、全員が同じペースで成功をつかめるわけではないことから、辛抱強さが試される年だとも言われています。クイーン カジノ、政治や経済情勢において世界的に大きな動きが多かったと感じています。それに比べて、今年は継続的な努力が実を結ぶ、どちらかというと目に見える大きな変化よりも堅実さが試される1年になるのではないかと感じています。当社としましては、ここ数年で始めたことが、少しずつ形になり始めていると実感しています。しっかりと実を結ぶことができるように、日々試行錯誤しながら、全社一丸となって邁進していく所存です。引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
末筆となりますが、皆様のご多幸とご発展をお祈りし、ご挨拶と代えさせていただきます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 兼 CEO
クイーン カジノ 利夫