過去のステークカジノ

2021年 年頭所感

2021年01月01日

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、穏やかな新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

昨年は、想定外の1年となりました。新型コロナウィルスが猛威を振るい、海外との往来は制限され、働き方の変革も余儀なくされました。東京オリンピックも延期となり、世界経済にも大きな打撃を与えた苦しい1年となりました。当初の予想を上回る感染拡大が未だに続いており、「新しい日常」も定着しつつあります。

これにより、当社も様々な影響を受けました。毎年出展していた国内ステークカジノもことごとく中止となりました。さらに、昨年5月に予定されていた3年に1度開催の世界最大の包装展であるインターパックも中止され、長年準備を続けてきた新機種発表の大きなチャンスを失いました。

しかしこれによりピンチがチャンスになった事も多かったと感じています。ダイバーシティの一環として社内で長らく検討されながらも実現が難しかった在宅勤務の制度も一気に進めることができました。またWebを用いたプロモーションやお客様に向けた新しいサービスを推進するきっかけともなりました。

それと同時にFace to Faceでのコミュニケーションの大切さも再度認識することができました。リモートの便利さ、そして現実に顔を合わせる事によるメリットをしっかりと知った上でバランスを見極めていくことが、今後とても重要になってくると考えます。

またアメリカでは大統領選が白熱し、最終的にはジョー・バイデン氏が過去に見ない大接戦を制し、勝利しました。それと同時にアメリカ史上初の女性副大統領の誕生も決まりました。今回は経済を含めた新型コロナ対策と多様性が大きなポイントだったように感じています。特に多様性に関しては、世界中で大きな話題となりました。今世界中で直面している「ダイバーシティ」という事を、再度深く考えさせられる出来事でした。

奇しくも昨年の年頭所感で申し上げた「これからの時代は、変化へ適応できたものが生き残る社会になる」という事を、さらに強く感じる事となりました。新しい日常や新しい考え方に適応していくためには、若い力や新しいものを受け入れる柔軟性がより重要となってきます。そしてその中にあるべき揺るぎない「会社としての芯」(=ステークカジノORI Spirits)をしっかりと継承していくこと、そしてそのバランスをしっかりと取っていく事が大切です。

当社はこれからも、様々なバランスをしっかりと見極めながら、ピンチもチャンスに変え、時代に合わせて変化をしていかなくてはなりません。その中で多くの皆様のお力をお借りする事もあるかと思います。皆様と力を合わせながら、より時代に即した企業へと日々変化していけるように、全力を尽くしていく所存です。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

末筆となりますが、皆様のご多幸、そして今年は何より健康をお祈りし、ご挨拶とかえさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ステークカジノ株式会社
代表取締役社長 兼 CEO　大森利夫